2012年9月14日金曜日

お金に対する罪悪感ってなにさ



よく「金を儲けることに対する罪悪感」という、「金=悪」といったことを聞く。
「金は悪だから、得るのは悪いことをしているようだ。」
「お金を持っている人は何か悪いことをしているのだろう。」
そのような言説がまかり通る。

しかし、はたしてお金は悪だろうか。
もちろん悪事に手を染めて入手したのならまだしも、努力し積み重ねた能力に対する報酬に近いだけなように思える。
例えでいうと、『練習をがんばった結果、試合に勝ちました。』『テスト勉強を頑張って良い点数が取れた。』これと何ら変わりはないのではないだろうか。

そもそもお金は善悪とか以前にタダの道具ではないのか。
何かをするに当たっての選択肢を増やす道具。
使いようによっては善にも悪にもなるが、そのものはニュートラルだ。


ところで、人間(日本人?)は欲を持ってはいけない悪いものとしすぎだと思う。
欲は自然と湧いてくる人間の根源的ものである。
否定したところでそれは"あるもの"なのだから後ろめたく思わなくてもいいし、ましてや無くせはしない。
私たちのすることといえば、暴走しないようにコントロールをする程度だ。
実際キリスト教では、「大食(暴食)強欲(貪欲)怠惰(堕落)色欲(淫蕩・肉欲)高慢(傲慢)嫉妬(羨望)憤怒(激情)」の7つを取って七つの大罪というがこれは別名"七つの罪源"というように、"罪そのもの"ではなくて"罪に導く可能性のあるもの"らしい。

人間の欲望というものはキリが無く、実際お金を手に入れたらそのお金を使って更にお金を得ようとしたり罪に手を染めようとしがちである。だからお金=悪という認識が強いのだろう。
だが、私たちは"欲"に対して持たないようにするのではなく、それをどう扱っていくのかコントロールする術を身につけるべきではないのだろうか。

1 件のコメント:

  1. じゅんぺい2012年9月27日 6:09

    お金が、物と物をつなぐ架け橋で、お金の持つ価値が相対的って事を忘れがちになっていると思う。
    それはお金に力を持たせてしまった資本主義そのものであるんだけど、それは社会をうまく回すシステムであって、軸ではないと思う。
    そういった意味で最後の「それをどう扱っていくのかコントロールする術を身につけるべきではないのだろうか。」ってのは、大切なことだな。

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